Qiita CLI で publish --force 'ベースファイル名' を実施すると対象以外のファイルも更新される事がある

[tettekete]

そもそもの問題

そもそもの経緯として、公開済みで編集も行っていない記事についてGitHub Actions 上で「内容がQiita上の記事より古い可能性があります」エラーが発生（条件不明）し、他のファイルの更新や公開ができなくなる問題があります。

状態の確認のためまずローカル環境で npx qiita pull を行いますが diff は発生しません。

対処法としての publish --force

逆にローカルから publish することで Qiita 側を更新する方法を取ると解決出来るため、qiita publish --force 'ベースファイル名' を行います。

※ ちなみに --force 無しだとローカルでも「内容がQiita上の記事より古い可能性があります」エラーになります

すると'ベースファイル名' 記事の updated_at が更新されローカルファイルに差分が発生します。

ところが、'ベースファイル名' 以外の記事の updated_at も更新される事があるようです（全ての記事ではないので、これも条件不明です）。

この差分を git commit ,git push しない限り「内容がQiita上の記事より古い可能性があります」エラーが解消されないため、更新を受け入れざるを得ません。

修正のお願い

このような状況で Qiita CLI を利用していきますと、記事の内容に変更はないのに更新日時だけが次々と更新されていくことになります。

原因の究明と修正をお願いいたします。

[acronhub]

@tettekete
#945 でお聞きしている内容をもとに、併せて確認させていただきます 🙏

[acronhub]

@tettekete
調査を進めたところ、
qiita publish <ベースファイル名> コマンドについて、指定した記事ファイルのみが対象になっていることを確認しました。

調査の結果、可能性があると思われる原因をみつけましたので、ご報告いたします。

以下の2つの条件を満たしている場合に、GitHub Actions のジョブが実行されるたびに限定共有記事が常に更新されてしまう状態になりました。

• ユーザー設定ファイル(qiita.config.json)で includePrivateを true に設定していない
• 記事ファイルに限定共有記事 private: true が含まれている

今後この挙動に関しては改善を検討いたします。
以上の条件に当てはまる場合は、一旦以下の対応を行うことで、常に限定共有記事を更新してしまう現象は回避できます。
ユーザー設定ファイル(qiita.config.json)の includePrivate: true に変更する